ブリーチなしで上品で透明感のあるアッシュ系のヘアカラーにしたい大人女子必見!
最近は特に、アッシュ系にしたいというオーダーをたくさんいただくのですが、アッシュ系にも、ブラウン系のアッシュやマット系のアッシュ、グレー系のアッシュなどさまざまな色があります。
外人さんのような綺麗なアッシュは誰もが憧れますね!
お客様の髪質や肌の色などから似合うカラーのご提案をさせていただいていますが、実はほとんどの日本人の髪質は赤味が強いため、アッシュがとても入りにくいんです。。。
アッシュの色味は「青」なので、赤と反対の色味になります。
赤味の強い方にアッシュで染めてもブラウンにしかなりません。。。
仕上げの段階で、「イメージしていたアッシュ系のカラーとはちょっと違うな~??」
といった経験はありませんか?
いくつかある原因の中でも最も多いのが、きちんと元の赤味を削ることができていないからです。
そこで赤味の色素を抜くための方法としてよくあるパターンなのですが、「ブリーチ」をすすめられる事があります。
ブリーチ=傷む
というイメージは知っている方も多いと思いますが、本当はブリーチは必要じゃなければしたくないですよね?
ダメージしてしまうので。。。
ブリーチの危険性やしない方がいい理由
ブリーチはカラー剤の中でもっとも強力なお薬です。
ブリーチをすると鮮やかな色が入りやすい反面、髪にかなりの負担をかけてしまう事になります。
普通のカラー剤よりもかなり明るくすることができますが、髪の内部の栄養分や水分を奪い取ってしまい、キューティクルも剥がれやすくするため、枝毛や切れ毛も多くなります。
さらに、ブリーチを何回も繰り返ししていると、髪の芯がなくなってしまい、カラーの色落ちが早くなったり、パーマやストレートもかからなくなってしまいます。
最悪の場合、髪が溶けてしまうこともあるんです!!
なので私は、ブリーチの危険性をもっと多くの方に知ってほしいと思っています。
ブリーチは危険とまで書きましたが、ブリーチのメリットとしては、一発で明るい色に明るくできるので、鮮やかなカラーを出すための土台を作ったり、ハイライトなどポイントで使ったり、カラーでは出せない明るさを表現するには最適なのです。
私としても、傷ませたいとは決して思いません。
上手な使い方をすることで、綺麗なヘアカラーをするのにとても有効な手段です。
さらに、ブリーチを使うことで、グレー系のカラーなど、ハイトーンでありながら透明感の高い色味を出せる方法があります。
しかし、実はブリーチを使用せずにハイトーンかつ、高い透明感のヘアカラーをする方法があるんです。
実際にブリーチなしで明るく透明感の高いヘアカラーに染めてみました!
これはヘアカラー前の画像です。
10レベルのブラウン系のモデルさんです。
この状態から、ブリーチなしで一回のヘアカラーで染めます。
こちらが仕上がり。
いかがでしょうか?
ブリーチなしで一回のヘアカラーで、 ここまでアッシュの透明感を出すことができました!
室内でみてこのくらいのアッシュ感がでれば、自然光を通してみた透明感がすごく綺麗だと思いませんか?
このモデルさんはもちろんブリーチはしていません。
光に透かしてみると透明感が高いので、すごく綺麗な色味が出せていると思いませんか?
もともとの赤味が削られているので、濁りのないハイ透明感カラーになっていますね。
ですので、ブリーチなしでもここまで明るく透明感を出すことができ、もう髪を過度に傷ませる心配がありません。
でも、アッシュ系の透明感の高いヘアカラーをせっかくしたのであれば、色が長持ちしてほしいですよね?
よく「アッシュって色落ち早いですよね?」という事を耳にしますが、本当にそうなんでしょうか?
その理由をお話ししていきますね。
アッシュ系のカラーは色落ちが早いってホント!?
せっかく綺麗なカラーになったのに、すぐ落ちてしまっては意味がありませんね。
では、一体どうやったら色が長持ちするのか?
ここから少し専門的な話も混じってきますので、頑張って読んでくださいね!
美容室にカラーをしに行った際に、「アルカリ除去」「過酸化水素水除去」というワードを聞いたことがありますか?
多分聞きなれない言葉だと思います。
実は、美容室でカラー後のシャンプーをしただけでは、ダメージの原因になる成分を完全に洗い流せていないんです。
その成分が残っている事で、アルカリ剤の作用で、キューティクルが開きやすい状態になってしまうので、色落ちの原因になってしまいます。
また、開いたキューティクルが引っ掛かりや、パサつきの原因にもなってしまい、良いことは1つもないんです。
さらに、カラーの独特な臭いが普通はあると思うのですが、それは残留物が完全に除去できていないために残るんです。
これらを除去する事により、ダメージの原因や気になる臭いが無くなったり、色持ちが良くなります。
これを行わずに、よくサロンでオススメされるコーティング系のトリートメントなどをして、髪の表面を覆ってしまうと、これらを閉じ込めてしまう事になり、内部からのダメージの原因になります。
初めて聞いた方が多いと思いますが、これは意外と知られていないものなのですが、とても重要な事なんです。
【まとめ】
ダメージを極力抑えながら、綺麗なアッシュを出し、色持ちがいいヘアカラーを叶える方法
少し難しい内容でしたが、こういう方法でヘアカラーをする事によって、透明感の高いアッシュ系のカラーが、ダメージや色持ちのことを気にする事なく、できるようになります。
きっと、これを知らずにカラーをするよりも、ツヤ感や色が落ちないので、周りからの評判がぐっと上がり、仕事やプライベートでも自分自身の評価が上がっちゃうこと間違いなしです!笑
綺麗なヘアカラーが叶い、毎日を楽しくハッピーに過ごすあなたを応援しています。
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